17 3月, 2008

地域枠

編入学試験にも、一般入試試験と同様に「地域枠」と呼ばれる大学の地元出身者を特別選抜する制度が普及しつつあります。

確かに、ある統計によると高校まで地元にいて、地元の大学医学部に入学し、その後、その大学がある都道府県内で医師と活躍する人は約70%になるそうな。

でも、この制度は本当に医師不足の都道府県に有効な効果を示すのか!と疑問に思ってしまいます。

地域医療で活躍したいとい考える受験者は、地元出身者だけではないはずです。

門戸を広げ、幅広い背景や目的を持つ人材を確保しないと、今後の地域医療の多様化に対応できない画一的な集団になってしまいそうに思えます。

まずは、医師数の確保が重要というのは分かります。

もちろん地元出身者は、より地元に愛着を持っていて、充実した医療を提供していくことができるでしょう。

でも、地元とは異なる土地から地域医療を目指す人もいるはず。

こうした志を持つ人にも奨学金などの資金面の援助について等も、地元枠と同様に、平等に享受できる制度が必要ではないかと思います。

地域枠が多い編入学試験を行う大学は増えています。

ということは、その土地で活躍する医師が欲しいわけです。

本当に地域医療をしたいならば、逆にそうした大学を受験し、面接試験で具体的にどのような地域医療を実践していきたいか、論理的かつ現実的にアピールできればポイントは高くなると思います。

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